こんにちは、WonTimeのマツです🐾
せっかく専用のベッドや枕を用意したのに、気づけば飼い主さんの枕にどっしりと居座っている愛犬。
特に柴犬は、「自分の枕はあるのに、なぜか飼い主の枕を占領する」という行動が話題になることの多い犬種です。
イベント会場でも、「うちの柴犬は専用の枕があるのに、絶対に私の枕で寝るんです」というお話をよく耳にします。 今回は、柴犬が飼い主さんの枕を選ぶ理由や心理、問題行動かどうかの判断、気になる場合の対処法まで、できるだけ分かりやすく整理して解説します。
この記事で分かること
- 柴犬が飼い主の枕で寝る主な理由
- 枕を占領する行動に隠れた心理
- 問題行動かどうかを見分けるポイント
- 枕を使わせたくない場合の対処法
- 無理にやめさせない方がよいケース
目次
1. なぜ自分の枕より飼い主の枕を選ぶのか

犬にとって、飼い主さんの匂いがついたものは、特別な意味を持つことがあります。
枕は、飼い主さんが寝ている間に長時間触れる場所です。そのため、犬にとっては「安心できる飼い主さんの匂いが強く残っている場所」になっている可能性があります。
自分専用の枕がどれだけ柔らかく、快適な素材で作られていても、飼い主さんの匂いまでは再現できません。
つまり犬は、単純な寝心地だけでなく、匂いから得られる安心感を含めて寝る場所を選んでいると考えられます。
ポイント
犬にとって飼い主さんの枕は、単なる寝具ではなく、「安心できる匂いが残る場所」になっている可能性があります。
2. 柴犬という犬種の性格的な傾向

柴犬は、一般的に独立心が強く、警戒心を持ちやすい犬種といわれています。
一方で、一度信頼した相手には深い愛着を示すこともあります。
普段はマイペースで、べったり甘えるタイプには見えない柴犬が、あえて飼い主さんの匂いが強く残る枕を選ぶ行動は、柴犬らしい愛情表現のひとつとして受け取られることもあります。
ただし、性格や生活環境には大きな個体差があります。すべての柴犬に同じ傾向が当てはまるわけではありません。
3. 柴犬が飼い主の枕を占領する4つの心理
柴犬が飼い主さんの枕を選ぶ理由は、ひとつとは限りません。複数の心理や好みが重なっている可能性があります。
① 飼い主の匂いで安心したい
飼い主さんの匂いに包まれることで、安心して休もうとしている可能性があります。特に、留守番の後や飼い主さんと離れていた時間が長かった日に見られることがあります。
② 高くて柔らかい場所が好き
枕そのものの高さや柔らかさ、沈み込み方を気に入っている可能性もあります。飼い主さんの匂いとは関係なく、単純に寝心地の良い場所として選んでいるケースです。
③ 自分のものとして確保したい
枕を価値の高い場所や物として認識し、自分で確保したいと感じている可能性があります。この場合、枕に近づくと唸る、どかそうとすると怒るなど、強い執着が見られることがあります。
④ 単純にその枕が好み
素材、温度、硬さ、重さ、枕カバーの感触などが好みに合っているだけという可能性もあります。必ずしも深い心理的な理由があるとは限りません。
| 考えられる理由 | 見られやすい様子 | 対応の考え方 |
|---|---|---|
| 匂いによる安心感 | 離れていた日の後に枕へ行く | 専用ベッドにも飼い主の匂いを移す |
| 高さや柔らかさの好み | 似た感触のクッションも好む | 寝具の素材や硬さを見直す |
| 資源への執着 | 近づくと唸る、守ろうとする | 無理に奪わず、交換を練習する |
| 単純な好み | 特定の素材や温度を好む | 似た条件の専用枕を用意する |
4. 枕を占領するのは問題行動なのか

結論として、枕を占領すること自体は、多くの場合、深刻な問題行動ではありません。
飼い主さんの匂いを求めることや、柔らかい場所を好むことは、犬にとって自然な行動の範囲と考えられます。
飼い主さんの生活に支障がなく、犬が落ち着いて過ごしているのであれば、無理にやめさせる必要はないでしょう。
次のような様子がある場合は注意しましょう
- 枕に近づいただけで唸る
- どかそうとすると噛みつこうとする
- 枕がないと極端に落ち着かない
- ほかの場所ではほとんど眠れない
こうした様子がある場合は、単なる好みではなく、資源への強い執着や不安が関係している可能性があります。
急に行動が変化した場合や、攻撃性が強い場合は、無理に枕を取り上げず、獣医師やドッグトレーナーなどの専門家へ相談することも検討してください。
5. 飼い主の枕を使わせたくない場合の対処法

枕を使われても問題がなければ、そのまま見守っても構いません。
一方で、衛生面や飼い主さんの睡眠への影響が気になる場合は、犬を叱るのではなく、専用スペースの魅力を高める方法から試してみましょう。
① 専用の枕に飼い主の匂いをつける
使用済みのタオルや衣類を、犬の専用ベッドに置いてみましょう。
飼い主さんの匂いがあることで、専用スペースでも落ち着きやすくなる場合があります。ただし、誤食や布を噛みちぎる癖がある犬には、置きっぱなしにしないよう注意してください。
② 専用ベッドの場所を見直す
犬のベッドを、飼い主さんの寝室やベッドの近くへ移してみる方法です。
飼い主さんとの距離が近くなることで、枕を占領しなくても安心して休めるようになる場合があります。
③ 素材や硬さを見直す
飼い主さんの枕と似た柔らかさ、厚み、素材のクッションを用意してみましょう。
犬が匂いではなく、単純に寝心地を気に入っている場合は、専用の寝具を変えるだけで改善することがあります。
④ 専用スペースで過ごせたら褒める
自分のベッドや枕で落ち着いているときに、優しく声をかけたり、ご褒美を与えたりして、良い印象を作ります。
無理に移動させるよりも、「自分の場所で過ごすと良いことがある」と覚えてもらう方が、犬にとって分かりやすい方法です。
⑤ 枕を共有すると割り切る
犬も飼い主さんも困っていないのであれば、共有を前提に生活する方法もあります。
こまめに枕カバーを洗う、防水カバーを使う、犬が使う時間帯を決めるなど、衛生面の対策を整えると負担を減らせます。
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6. 無理にやめさせない方がよいケース
枕を使う理由が、飼い主さんの匂いによる安心感である場合、頭ごなしに禁止すると、かえって犬にストレスを与える可能性があります。
特に、留守番の時間が長い犬や、環境の変化があった犬にとって、飼い主さんの匂いがするものは、安心材料になっていることがあります。
まずは、枕を使う時間帯や、その前後の出来事を観察してみましょう。
飼い主さんが外出した日だけ使うのか、寒い日に増えるのか、寝る前だけなのかを記録すると、愛犬が枕を選ぶ理由を判断しやすくなります。
7. 日々のコミュニケーションを見直すきっかけに

枕を占領する行動は、見方を変えると、飼い主さんとのつながりや安心感を求めているサインかもしれません。
日々のスキンシップの時間を増やす、落ち着いて過ごせる場所を整える、専用ベッドで休めたときに優しく褒めるなど、愛犬との関わり方を見直すきっかけとして捉えてみるのもよいでしょう。
大切なのは、「枕を奪われた」という結果だけを見るのではなく、なぜその場所を選んでいるのかを考えてあげることです。
8. ころ店長家の実体験
うちのころ店長にも専用のクッションがありますが、なぜか私の枕の上で寝ていることがよくあります。
最初は「寝床を占領されて困るな」と思っていました。しかし、飼い主の匂いによる安心感を求めている可能性があると知ってからは、むしろ微笑ましく感じるようになりました。
今では、専用クッションに私の匂いがついたタオルを一枚敷いています。その結果、以前よりも専用スペースで落ち着いて過ごす時間が増えたように感じます。
イベントで泊まりがけの遠征があった翌日などは、特に枕で過ごす時間が長くなるように感じています。あくまでわが家での一例ですが、離れていた時間と、飼い主の匂いを求める行動には、何らかの関係があるのかもしれません。
9. まとめ

柴犬が自分の枕を使わず、飼い主さんの枕を占領する行動には、匂いによる安心感、寝心地の好み、場所への執着など、複数の理由が考えられます。
- 多くの場合は自然な行動であり、無理にやめさせる必要はない
- 飼い主の匂いによる安心感を求めている可能性がある
- 素材、高さ、柔らかさが好みに合っている場合もある
- 唸る、噛もうとするなどの強い執着がある場合は注意する
- 気になる場合は、専用寝具の場所や素材を段階的に見直す
愛犬なりの「安心の求め方」を知ることで、日々の関わり方がより深いものになるかもしれません。
この記事が、柴犬の行動を理解し、愛犬との特別な時間をより豊かにするきっかけになればうれしいです🐾
よくある質問
Q. 枕を取り上げようとすると唸ります。どうしたらよいですか?
唸る行動は、価値のあるものを守ろうとする防衛的な反応である可能性があります。無理に取り上げると、噛みつきなどのトラブルにつながることがあるため注意が必要です。おやつや別のおもちゃで安全な場所へ誘導し、「今持っているものと交換すると、より良いことがある」という経験を積み重ねましょう。改善が見られない場合や攻撃性が強い場合は、獣医師やドッグトレーナーへ相談してください。
Q. 枕を占領するのは、留守番が多い犬に見られやすいですか?
一概には言えませんが、飼い主さんと離れている時間が長い犬が、匂いのついた寝具や衣類を安心材料として選ぶことはあります。留守番をした日と、枕を使う頻度を記録してみると、愛犬なりの傾向が見つかるかもしれません。
Q. 枕以外にも、飼い主の匂いを求める行動はありますか?
脱いだ衣類の上で寝る、洗濯前の服の匂いを嗅ぐ、飼い主さんが座っていた場所に移動するなどの行動が見られることがあります。これらも、匂いから安心感を得ようとしている可能性があります。
Q. 飼い主の枕で寝るのは、信頼されている証拠ですか?
飼い主さんの匂いを安心できるものとして認識している可能性はあります。ただし、枕を使う行動だけで、信頼関係の強さを断定することはできません。普段の表情、距離の取り方、呼びかけへの反応なども合わせて見ることが大切です。
※本記事は、犬の行動に関する一般的な情報をまとめたものです。行動には個体差があります。急な行動変化、強い不安、攻撃性、体調の異変が見られる場合は、獣医師や犬の行動に詳しい専門家へご相談ください。