こんにちは、WonTimeのマツです🐾
「なぜかこの人にだけすぐ懐く」「初対面なのに、うれしそうに近づいていく」——犬と暮らしていると、そんな場面を目にすることがあります。
犬にはそれぞれ性格や好みがありますが、犬が「好き」「安心できる」と感じやすい人には、いくつかの共通点があると考えられています。
今回は、犬が相手を判断する際に使っている感覚や心理的な要因をもとに、犬に好かれやすい人の特徴を解説します。イベント会場で多くのわんちゃんと接してきた経験や、ころ店長の実体験も交えながら、犬との距離を縮める方法を分かりやすくまとめました。
1. 犬は何を基準に「好き」を感じているのか

犬は相手の見た目だけでなく、匂い、声のトーン、表情、体の動かし方など、複数の情報を組み合わせて相手を判断していると考えられています。
特に犬の嗅覚は非常に優れているため、相手の体臭や、そのときの状態による匂いの変化など、人間には分からない情報まで感じ取っている可能性があります。
また、犬は人の表情や声の調子にも敏感です。緊張している人とリラックスしている人の違いを察知し、接し方を変えていることも考えられます。
犬が感じる「好き」は、見た目だけで決まるものではありません。
匂い、声、動き、距離感、過去の経験などを通じて感じる、総合的な安心感が大きく関係していると考えられます。
2. 犬に好かれやすい人に共通する5つの要素
声のトーンが落ち着いている
大きく鋭い声よりも、穏やかで落ち着いた声のほうが、犬に安心感を与えやすいとされています。特に初対面では、興奮して何度も呼びかけるより、少し静かな声で話しかけることが大切です。
動きがゆっくりで予測しやすい
急に手を伸ばしたり、大きな身振りをしたりすると、犬が驚いてしまうことがあります。一定のペースでゆっくり動く人は、犬にとって行動を予測しやすく、安心できる相手になりやすい傾向があります。
犬から近づいてくるのを待てる
自分から距離を詰めすぎず、犬の判断を待てる人は、プレッシャーの少ない存在として受け入れられやすいと考えられます。すぐに触ろうとせず、犬のペースを尊重することが大切です。
リラックスして接している
犬は、人の体の緊張や落ち着かない動きを敏感に察知することがあります。人がリラックスしていると、犬も「この人の近くは安全そう」と感じやすくなる可能性があります。
一貫した態度で接する
日によって態度が大きく変わらず、いつも同じように接してくれる人は、犬にとって行動を予測しやすい相手です。安定した接し方の積み重ねが、安心感や信頼につながっていきます。
3. 「良い経験の多様さ」が好印象を左右する

犬が特定の人を好きになる過程には、「この人と一緒にいると良いことが起きる」という経験の積み重ねが関係していると考えられています。
ここでポイントになるのが、良い経験の回数だけでなく、種類です。
一緒に遊ぶ、優しく声をかけてもらう、散歩へ行く、落ち着いて休む、おやつをもらうなど、さまざまな楽しい経験を共有することで、「この人と一緒にいると楽しい」「この人のそばは安心できる」という印象が育ちやすくなります。
おやつも、犬にとって分かりやすいポジティブな経験のひとつです。同じものだけでなく、風味や食感が異なるおやつを取り入れることで、日々のコミュニケーションに変化をつけやすくなります。
ただし、おやつをくれる人だけを無条件に好きになるとは限りません。
おやつに加えて、声のかけ方、距離の取り方、遊び方など、安心できる関わりを積み重ねることが重要です。
4. 犬に苦手意識を持たれやすい人の特徴

犬に好かれやすい人の特徴とは反対に、次のような接し方は犬を緊張させてしまうことがあります。
- 出会ってすぐに犬の顔へ自分の顔を近づける
- 犬の頭上から急に手を伸ばす
- 大きな声や高い声で何度も呼びかける
- 逃げる、顔を背けるなどのサインを無視する
- 犬が離れようとしているのに構い続ける
これらは、犬が好きだからこそ無意識にしてしまう行動でもあります。しかし、犬にとっては「逃げられない」「何をされるか分からない」と感じる原因になることがあります。
犬と仲良くなりたいときほど、自分から積極的に触るのではなく、犬がこちらを確認できる時間を作ってあげることが大切です。
5. 出会ったばかりの犬との距離の縮め方
① 犬の正面を避けて接する
正面からまっすぐ近づくと、犬によっては圧迫感を覚えることがあります。体を少し横に向け、真正面に立たないようにすると、犬が落ち着いてこちらを確認しやすくなります。
② 低い姿勢を取り、静かに待つ
犬の近くで急にしゃがむのではなく、少し離れた位置でゆっくりと姿勢を低くします。目をじっと見つめ続けず、犬が自分から近づいてくるのを待ちましょう。
③ すぐに触らず、犬に確認してもらう
手を犬の顔へ押しつけるのではなく、体の近くで静かに保ちます。犬が自分から匂いを確認し、離れずにいるようであれば、様子を見ながら触れ合いを始めます。
これらは、必ずすぐに懐いてもらえる方法ではありません。犬の性格やこれまでの経験によって、必要な距離や時間は異なります。
犬が離れていく、体を固くする、顔を背ける、耳を伏せるなどの様子を見せた場合は、無理に距離を縮めず、いったん離れて見守りましょう。
6. 多様な経験を通じて好印象を積み重ねる方法

犬との関係を深めるためには、特別なことを一度だけ行うよりも、毎日の中で小さな良い経験を重ねることが大切です。
- 落ち着いた声で名前を呼ぶ
- 犬が喜ぶ遊びを一緒に楽しむ
- 触られたくないときは無理に構わない
- 散歩や休憩など、穏やかな時間も共有する
- おやつの風味や食感に変化をつける
複数の種類のおやつをローテーションしながら与える方法も、コミュニケーションに変化を持たせる工夫のひとつです。
同じ種類だけでなく、異なる風味や食感を用意することで、トレーニング、散歩後のご褒美、日々のスキンシップなど、場面によって使い分けやすくなります。
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7. ころ店長家の実体験
うちのころ店長は、初対面の人には少し慎重なタイプです。
静かな声で話しかけ、少し離れた場所でしゃがみながら待ってくれる人には、比較的早く自分から近づいていきます。
反対に、勢いよく顔を覗き込んだり、すぐに頭を触ろうとしたりする人には、しばらく距離を取って様子を見ることが多いです。
イベント会場でも、落ち着いた声のトーンで犬のペースに合わせて接してくれる方には、ころ店長だけでなく、多くのわんちゃんが自然に近づいていくように感じます。
以前、ワンタイムマルシェのブースで、小さなお子さんがころ店長に何度も声をかけたくなる場面がありました。
そこで、少し離れた場所でゆっくりしゃがみ、ころ店長から近づいてくるのを待ってもらったところ、しばらくして、ころ店長のほうから自然に近づいていきました。
犬と仲良くなるためには、何かを積極的にすること以上に、焦らず待つことが大切なのだと、改めて感じた出来事でした。
8. まとめ
犬が「好き」「安心できる」と感じる人には、声のトーン、動き方、距離の取り方など、複数の共通点があると考えられます。
- 落ち着いた声やゆっくりとした動きは、犬に安心感を与えやすい
- 自分から触ろうとせず、犬のペースを尊重することが大切
- 一貫した態度で接することで、犬が行動を予測しやすくなる
- 一緒に遊ぶ、おやつを楽しむなど、良い経験の積み重ねが信頼につながる
- 犬が嫌がるサインを見せたときは、無理に距離を縮めない
犬に好かれるために、無理に特別なことをする必要はありません。
犬の気持ちを観察し、相手のペースを尊重しながら、安心できる時間を少しずつ積み重ねていくこと。それが、犬との信頼関係を育てる一番の近道なのかもしれません。
犬に好かれる人についてのよくある質問
強い香りは、嗅覚が優れている犬にとって刺激になることがあります。特に初対面の犬と接するときは、香りの強い香水やハンドクリームを控えめにしたほうが、犬が落ち着いて相手の匂いを確認しやすくなります。
子どもは動きが速く、声が大きくなりやすいため、犬によっては緊張しやすい相手になることがあります。ただし、ゆっくり動く、追いかけない、犬から近づくのを待つなど、落ち着いた接し方を覚えることで、少しずつ関係を築くことは可能です。
犬種ごとの気質には一定の傾向があるといわれていますが、実際の性格や反応には大きな個体差があります。犬種だけで判断せず、その犬の表情や行動を観察しながら、無理のない距離で接することが大切です。
この記事が、愛犬や周りのわんちゃんとの接し方を見つめ直すきっかけになればうれしいです🐾