こんにちは、WonTimeのマツです🐾
ドライブに出かけたはいいものの、車内でぐったりしていたり、よだれを垂らしていたり——。 愛犬の車酔いに悩んだ経験がある飼い主さんは多いのではないでしょうか。
イベント会場でも「うちの子、車に乗るとすぐ酔ってしまうんです」というご相談をよくいただきます。 今回は、犬の車酔いのサイン・原因・食事のタイミング・休憩方法・車内環境の整え方まで、できるだけ専門的に、かつ正直に整理してご紹介します。
この記事の目次
1. なぜ犬は車酔いしやすいのか

犬の車酔いは、人と同じように、身体が感じる揺れの情報と目から入る視覚情報のズレなどが関係すると考えられています。
特に子犬は、平衡感覚に関わる器官がまだ発達途中であることなどから、成犬より車酔いしやすい場合があります。 成長に伴って症状が軽くなる犬もいます。
一方で、車酔いは身体的な要因だけではありません。 車に対する不安や緊張、過去の嫌な経験が症状を強める場合もあります。
「車に乗る → 気持ち悪くなる」という経験を繰り返すと、車に乗る前から緊張し、さらに体調を崩しやすくなるケースもあります。 車酔い対策では、身体面と心理面の両方から考えることが大切です。
2. 犬の車酔いのサインを見逃さない

車に乗っているとき、次のような様子が見られたら車酔いの可能性があります。
- 落ち着きがなく、そわそわする
- 頻繁にあくびをする
- よだれが増える
- 唇や鼻の周辺を何度も舐める
- ぐったりして動かなくなる
- 吐き気や嘔吐が見られる
嘔吐してから気づくのではなく、よだれ・あくび・落ち着きのなさなど、初期の変化に気づくことがポイントです。 早めに安全な場所へ停車し、休憩を取ることで悪化を防ぎやすくなります。
3. 出発前の食事タイミングはいつがいい?

犬の車酔い対策では、出発前の食事タイミングも重要です。 代表的な3パターンを比較してみましょう。
満腹の状態で車に乗ると、胃の内容物が揺れることで吐き気につながる可能性があります。 車酔いしやすい犬では、基本的に避けたいタイミングです。
出発までにある程度消化する時間を確保できるため、車酔い対策として取り入れやすい方法です。 ただし、適切な時間は犬の体質や食事内容によっても異なります。
食べすぎは避けたい一方、極端な空腹状態がすべての犬に適しているわけでもありません。 長距離移動では、愛犬の体調や普段の食事時間も考慮しましょう。
愛犬が車酔いしやすい場合は、移動時間から逆算し、余裕のある食事スケジュールを組んでみてください。
4. 長距離ドライブでは休憩を計画する

長距離移動では、愛犬の状態を確認しながら、1〜2時間程度をひとつの目安として休憩を入れてあげるとよいでしょう。
- 安全な場所で車を降りる
- 外の空気を吸わせる
- 軽く歩かせて気分転換する
- 水分補給の機会を作る
- よだれや呼吸、元気の有無を確認する
サービスエリアや休憩できる場所を事前に調べておくと、「症状が出てから休む」のではなく、予防的に休憩しやすくなります。
5. 犬が酔いにくい車内環境を作る

① 身体が大きく揺れないよう固定する
ドライブボックスやキャリーなどを安全に固定し、急カーブやブレーキで身体が大きく振られない環境を作りましょう。 犬を車内で自由に動き回らせるのではなく、安全面を優先した乗車方法を選ぶことが重要です。
② 車内の換気を意識する
車内の匂いや空気のこもりが不快感につながる犬もいます。 適度に換気し、新鮮な空気を保つよう意識しましょう。 強い芳香剤や香水なども、犬によっては刺激になります。
③ 車内温度を適切に保つ
暑い車内では、車酔いだけでなく熱中症の危険性も高まります。 エアコンを使用し、直射日光が長時間当たらないようにしましょう。
「よだれが多い」「ぐったりしている」といった症状は、車酔いだけでなく熱中症でも見られることがあります。 暑い環境では車酔いと決めつけず、体温上昇や激しいパンティングなどにも注意してください。
④ 症状が強い場合は動物病院へ相談する
車に乗るたびに嘔吐するなど症状が強い場合には、動物病院で相談してみましょう。 犬の状態に応じて、獣医師が乗り物酔いへの対策を提案してくれる場合があります。
6. 車酔いしやすい犬の特徴
- 子犬
- 車に乗る経験が少ない犬
- 環境の変化に不安や緊張を感じやすい犬
- 過去に車内で気分が悪くなった経験がある犬
特に車に慣れていない犬の場合、いきなり数時間のドライブをするのではなく、 「車に乗るだけ → 数分走る → 近所の公園へ行く」というように段階的に慣らしていく方法があります。
7. 犬が車酔いしてしまったときの対処法

車酔いの様子が見られたら、まず安全な場所に停車しましょう。 外の空気を吸わせ、落ち着くまで無理に移動を再開しないことが大切です。
嘔吐した場合は口周りを清潔にし、すぐに大量の食事を与えるのではなく、体調を確認してください。
- 嘔吐を何度も繰り返す
- ぐったりした状態が続く
- 水分も取れない
- 呼吸がおかしい
- 暑い車内にいた後から症状が出た
8. ドライブ後の水分補給に。Beliiスープという選択肢

長時間の移動後は、疲れや緊張からいつもより食欲が落ちたり、水分摂取量が少なくなったりする犬もいます。
WonTimeの「Beliiスープ」は、普段のフードにかけたり、水分を摂るきっかけとして取り入れたりできるスープタイプの商品です。
ドライブ後のごはんのトッピングや、水分補給を兼ねたご褒美など、愛犬の状態に合わせて活用してみてください。
9. ころ店長家の実体験

うちのころ店長も、子犬の頃はドライブのたびによだれを垂らし、落ち着かない様子を見せていました。
当時は出発直前にごはんを与えてしまっていたこともあり、今振り返ると、食事のタイミングについてもう少し考えてあげればよかったと感じています。
その後、食事のタイミングを見直し、短距離のドライブから少しずつ慣らしていったところ、今では車移動にも慣れ、比較的落ち着いて過ごせるようになりました。
イベントの遠征で長距離を移動することも増えましたが、子犬の頃から少しずつ経験を重ねてきたことも、今につながっているのではないかと感じています。
イベント会場でも、子犬を迎えたばかりの飼い主さんから 「車に慣れさせるコツはありますか?」 と聞かれることがあります。
そんなときは、いきなり遠くへ行くのではなく、 短い距離から始めること。そして、公園やドッグランなど「楽しい場所へ行く経験」と車移動をセットにしてみることをお伝えしています。
10. まとめ|犬の車酔いは出発前から対策しよう
- よだれ・あくび・落ち着きのなさなど、初期サインを見逃さない
- 食事は出発直前を避け、余裕を持って済ませる
- 長距離ではこまめに休憩する
- 換気・温度管理・安全な固定を意識する
- 車に慣れていない犬は短時間から練習する
- 症状が強い場合は獣医師へ相談する
犬の車酔いには個体差があります。 「ほかの犬は大丈夫だから」と比べるのではなく、愛犬の様子を見ながら、その子に合った移動方法を探してあげることが大切です。
事前の準備と少しずつの慣らしで、愛犬とのドライブが今より楽しい時間になれば嬉しいです🐾
よくある質問
Q. 犬の車酔い止めは動物病院以外にもありますか?
市販の乗り物酔い対策グッズなどもありますが、犬の体質や症状によって適する対策は異なります。 特に毎回嘔吐する場合や長距離移動を予定している場合は、事前に獣医師へ相談することをおすすめします。
Q. 何度も車に乗せれば自然に慣れますか?
個体差がありますが、短い時間から少しずつ経験させることで、車という環境に慣れていく犬もいます。 無理に長時間乗せるのではなく、「短時間で終わる」「乗った後に楽しいことがある」という経験を重ねてみましょう。
Q. 車酔いと熱中症は見分けにくいですか?
よだれが増える、元気がなくなるといった症状は、どちらでも見られることがあります。 特に暑い車内で症状が出た場合は熱中症の可能性も考える必要があります。 涼しい環境へ移動し、症状が強い、または改善しない場合には早めに動物病院へ相談してください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的とするものではありません。 愛犬に強い症状や体調不良が見られる場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。