WonTime JOURNAL / AUTUMN WALK
秋の足元に、
気をつけたいもの。
愛犬との散歩を楽しむために。
木の実・きのこの拾い食いと、今日からできる備え。
こんにちは、WonTimeのマツです🐾
秋のお散歩は、気温も落ち着いて愛犬との時間が気持ちいい季節ですよね。 ところが、地面にどんぐりや銀杏、栗が落ち、きのこが生えるこの時期は、 「あっ、今なにか口に入れた!」という拾い食いにも注意が必要です。
うちのころ店長(5歳・豆柴)も、秋になると足元のにおいを嗅ぐ時間が長くなります。 今回は、秋に気をつけたい4つの拾い食いについて、 危険性と予防策、食べてしまったときの対応を整理してお伝えします。
この記事は一般的な情報をお伝えするもので、獣医師による診断や治療に代わるものではありません。 私は獣医師ではありません。誤食した場合や愛犬の体調に不安があるときは、動物病院にご相談ください。
01 / AUTUMN WALK 秋の散歩で拾い食いに注意したい理由

犬は、においを嗅いだり口にくわえたりして、身の回りのものを確かめます。 秋は散歩道に落ちているものや地面の様子が変わり、拾い食いのきっかけになり得ます。
- どんぐり・銀杏・栗などの実が、公園や街路樹の下に落ちる
- 湿った地面や木の根元に、きのこが生える
- 暑さが和らぎ、散歩やにおい嗅ぎの時間が長くなることがある
- 落ち葉に隠れたものに、飼い主さんが気づきにくい
「いつも拾わないから大丈夫」とは限りません。 子犬や食べ物に強い興味を示す子はもちろん、 普段は落ち着いている子でも、気になるものがあれば口にする可能性があります。
出発前に考えたいのは、「拾ったらどうするか」だけでなく、 「拾わずに歩ける道はどこか」。 足元が見やすく、木の実の少ないコース選びから始めましょう。
02 / QUICK GUIDE 気をつけたい4つのものを比較
| 拾うもの | 主なリスク | 覚えておきたいこと |
|---|---|---|
| どんぐり | 嘔吐・下痢などの消化器症状、丸飲みによる閉塞 | 量だけでなく、実の大きさと犬の体格も関係する |
| 銀杏 | 中毒による神経症状、外側の果肉による刺激 | 「少量だから安全」と自己判断しない |
| 栗 | いがによるけが、硬い皮や実の丸飲み | 調理した食用の栗と、散歩道で拾う栗は別に考える |
| 野生のきのこ | 種類により消化器症状、神経症状、肝臓・腎臓の障害など | 見た目や写真だけで安全と決めつけない |
スマートフォンでは表を横にスクロールできます。
食べたものの種類・量・大きさ、愛犬の体格や体調によってリスクは変わります。 「少しなら大丈夫」と一律には判断できません。
03 / ACORNS どんぐり|消化器症状と「詰まり」に注意

どんぐりに含まれるタンニン類は、犬が食べると嘔吐や下痢、 食欲低下などを引き起こすことがあります。 影響はどんぐりの種類や食べた量、犬の体格などによって異なります。
もう一つ注意したいのが、大きさと硬さです。 特に小型犬や丸飲みしがちな子では、実や殻が消化管に詰まるおそれがあります。
食べた直後に元気でも、安全とは限りません。 食べたと気づいた時点で動物病院に相談し、 繰り返す嘔吐、腹痛、元気や食欲の低下などがあれば、その様子も伝えましょう。
04 / GINKGO 銀杏|少量でも自己判断しない

銀杏にはギンコトキシン(4′-O-メチルピリドキシン)という成分が含まれ、 けいれんなどの神経症状を引き起こす可能性があります。犬には与えないでください。
落ちた銀杏の外側の果肉は、皮膚への刺激にも注意が必要です。 足についた場合は舐めさせず、ぬるま湯でやさしく洗い流しましょう。 赤みや痛みが見られる場合は、動物病院に相談してください。
食べた量が少なく見えても、飼い主さんだけで安全とは判断できません。 銀杏を食べた、または食べた疑いがある場合は、 症状の有無にかかわらず動物病院へ連絡しましょう。
05 / CHESTNUTS 栗|食用の実でも、拾ったものは別

食用の栗を加熱し、皮を取り除いた実を少量与えることと、 散歩道に落ちた栗を拾い食いすることは、別に考えましょう。
- 鋭いいがは、口や舌などを傷つけるおそれがある
- 硬い鬼皮や大きな実は、喉や消化管に詰まるおそれがある
- 落ちて時間がたった実には、傷みやカビがあることも
- 栗に似た別の木の実を、見間違える可能性がある
特に、マロニエ(セイヨウトチノキ)の実は食用の栗とは別物で、犬に有毒です。 「栗のように見えるから大丈夫」と判断せず、 拾った木の実は口にさせないようにしましょう。
06 / WILD MUSHROOMS きのこ|見た目で安全と判断しない

野生のきのこは種類が多く、 毒のあるものとないものを正確に見分けるには専門知識が必要です。 飼い主さんの目視や画像検索だけで「食べても大丈夫」と判断しないでください。
毒きのこは、種類によって嘔吐・下痢、ふらつき・ふるえ・けいれん、 肝臓や腎臓の障害などを引き起こすことがあります。 症状が出るまで時間がかかる場合もあるため、 「今は元気だから」と様子を見るのは避けましょう。
雨上がりの芝生、木の根元、林のそばは特に足元を確認しましょう。 誤食が疑われたら、まず動物病院に連絡を。 写真や残ったきのこの確保に時間をかけて、相談や受診を遅らせないでください。
07 / PREVENTION 拾い食いを防ぐ5つの対策

対策は、一つに頼るよりも組み合わせるのが現実的です。 まずは散歩環境を整え、安全な場所で少しずつ練習しましょう。
| 対策 | 取り入れ方・注意点 |
|---|---|
| 危険な場所を避ける | 銀杏並木、木の実の多い場所、落ち葉だまりを避ける。 いつもの道も、その日の足元を確認する。 |
| リードの長さを調整 | 危険な場所では足元を見守れる長さに。 常に張った状態や、強く引っ張る操作は避ける。 |
| 「見て」「おいで」 | 拾う前に飼い主さんへ注意を向けてもらい、 できたらごほうびを渡す。 |
| 「ちょうだい」「離して」 | 安全なおもちゃなどで交換を練習。 危険物を使って練習しない。 |
| マズルガードを活用 | 必要に応じて専門家に相談。 口を開けた呼吸や飲水ができ、 拾い食い防止に適した形状・サイズを選ぶ。 |
スマートフォンでは表を横にスクロールできます。
まずは「拾う前」にほめる

おすすめは、危険な場所を避けながら、 飼い主さんに目を向けた瞬間や、落ちているものから離れられた瞬間に ごほうびを渡すこと。 「拾わずに歩けたら、いいことがあった」という経験を増やしていきます。
口にしたものを強引に取り上げたり、叱ったりすると、 急いで飲み込もうとする場合もあります。 「ちょうだい」の練習は、安全なおもちゃをごほうびと交換するところから。 口元を触ると怒る場合は無理をせず、獣医師やトレーナーに相談しましょう。
マズルガードは罰として使わず、ごほうびを使って少しずつ慣らします。 バスケット型でも隙間から小さなものを拾える場合があるため、 装着すれば安心とは考えず、コース選びや見守りと併用してください。
08 / WHAT TO DO もし食べてしまったら|取るべき行動
緊急の対応が必要です。 すぐに救急対応の動物病院へ連絡し、受診してください。 記録や現物の回収のために受診を遅らせないでください。
- その場から離し、追加の誤食を防ぐ 慌てて口の奥に指を入れないでください。 自己判断で吐かせたり、塩・オキシドールなどを飲ませたりしないでください。
- 症状を待たず、動物病院に連絡する 何を・いつ・どれくらい食べたか、犬の体重、現在の症状を伝えます。 不明な点は「不明」と伝えて構いません。
- 余裕があれば、写真や現物を確保する 落ちていた場所や食べ残しを撮影。 残ったものは犬が触れないように袋などへ入れ、 持参方法を病院に確認しましょう。
- 病院の指示に従って受診する 持病や服用中の薬も伝えましょう。 嘔吐・下痢・よだれ・ふるえなど、 途中で変化があれば追加で知らせてください。
お散歩前の備えとして、 かかりつけと夜間・休日対応の動物病院の連絡先を、 スマートフォンに登録しておくと安心です。
09 / REWARD TIME 「拾うより、いいことがある」を作るごほうび
拾い食いの予防練習では、愛犬が喜ぶごほうびがあると、 できた瞬間を伝えやすくなります。 散歩前に小さく準備し、立ち止まって落ち着いた状態で与えましょう。
WonTime / HALLOWEEN TREATS
秋のお散歩のあとに、
ハロウィンのお楽しみを。
WonTimeの「ハロウィンクッキー12袋セット」。 季節のおやつを合計12袋に詰め合わせました。
クッキーは、愛犬に合った小さなサイズに割ってごほうびに。 原材料や硬さも確認し、食べ慣れたものから無理なく取り入れてください。
商品詳細・販売状況を見る10 / KORO'S STORY ころ店長家の体験談
ころ店長も子犬の頃は、落ちている物に一直線でした。 そこで始めたのが、「ちょうだい」と言って口の物を離せたら、 おやつと交換する練習です。
最初は失敗ばかりでしたが、交換することを続けるうちに、 今では拾いかけても私の顔を見てくれるようになりました。
ワンタイムマルシェでも、 「秋は拾い食いが心配で、散歩が気を抜けない」というお声をいただきます。 完璧に防ぐことは難しくても、まず環境とルールを整えて、 できたことを積み重ねていきたいですね。
※ころ店長の体験談です。練習の進み方には個体差があります。 交換練習は、安全なものを使って行いましょう。
11 / TAKEAWAYS 秋の散歩で覚えておきたい3つのこと
- 木の実やきのこを口にさせない どんぐり・銀杏・栗・きのこには、それぞれ異なる危険があります。 見た目や量だけで安全とは判断できません。
- 環境づくりと練習を組み合わせる コース選び、リードの長さ調整、 「見て」「ちょうだい」の練習を、愛犬に合わせて取り入れましょう。
- 誤食が疑われたら、動物病院へ 自己判断で吐かせず、症状がなくても相談を。 食べたもの・量・時刻・体重を伝えましょう。
FAQ よくある質問
Q. どんぐりを1粒食べただけなら、様子見でもいいですか?
A. 1粒でも、実の大きさや犬の体格、 丸飲みしたかどうかによってリスクは変わります。 自己判断で様子見にせず、まず動物病院に電話で相談してください。
Q. 栗は与えてもいいのですか?
A. 食用の栗を加熱し、皮を完全に取り除いた実を、 食べやすい大きさで少量与える場合と、拾った栗を食べる場合は異なります。 散歩道で拾った栗は与えないでください。 持病や食事制限がある場合は、与える前に獣医師に相談しましょう。
Q. 拾い食いのクセは直りますか?
A. 環境を整え、「拾わずに通り過ぎる」「飼い主さんを見る」 「安全なものを交換する」といった練習で、減らせる場合があります。 改善には個体差があるため、繰り返す場合や危険が大きい場合は、 獣医師やトレーナーに相談してください。
安心で楽しい時間になりますように🐾
WonTime / マツ・ころ店長